交通事故の原因は微生物の感染?

交通事故の原因は微生物?

 

そんなばかなことがあるか?

と思う方も多いかもしれません

 

その原因となる微生物の名は トキソプラズマ原虫という寄生虫です。

 

 この寄生虫はもともとは猫を宿主としていたのですが、現在では人間にも感染するようになっています。そして感染すると、一部の人々は不注意な行動が増え、反応時間が遅くなるとされるといわれてきました。このため、交通事故を引き起こす人の多くがトキソプラズマに感染しているのではないかとまで、いわれるようになっております。

 

 なかなか信じがたい話ですが、最近の研究では、トキソプラズマのDNAからドーパミンの合成に関連する遺伝子が見つかっており、感染によりドーパミンは、分泌量が増えると考えられております。ドーパミンが過剰に分泌されている人は危険行為などに対する抵抗感がなくなるとされており、科学的にも筋の通った話となっております。

 

とはいえ、トキソプラズマ感染が交通事故に大きく影響を与えているかについて断言するためには、今後、大規模な検査を行った上で判断する必要があると思います

 

微生物が我々の行動変容に関与しているかもしれないという話は、非常に興味深い話です。本当にトキソプラズマ感染が交通事故の原因なのだとしたら、今後の交通事故を減らす対策の一助になるのではないかと期待してしまいます