アフターコロナは新しいのか

アフターコロナという言葉が最近よく言われますね。

 

この言葉は、コロナ流行以前の生活と、コロナ後の生活は大きく変わる。

もう、以前の生活には戻れない、戻らないという意味を指すようです

 

確かに、外を歩くとマスク姿の人ばかりで、お店に行くとアクリル板で仕切られている

という様子は今までに見ない生活だと思います。

まるでSF映画を見ているような感覚もしてきますよね。

 

しかし、感染症という観点から考えたら、以前にもコロナのように大流行した感染症があったはずです。その時は人々の生活にどんな変化があったのでしょうか。

 

調べてみると、スペイン風邪が流行したときも同様の変化が起きていたようです。

学校は閉鎖され、外出する人はみなマスクをしていたようです。

さらに、サンフランシスコではマスクをせずに出歩く人は逮捕されていたようです。

また。町の出入りに関して外部の人を追い返す、自警団のようなものも結成されていたようです。

 

まるで、今の世界ですよね。

スペイン風邪の流行はちょうど100年ほど前の出来事ですが、上記のような出来事があったことなど、今ではみな忘れ去っているようです。

 

改めて、歴史は繰り返されるということを実感するとともに、アフターコロナという言葉も、時間とともにやがて忘れ去られていくのではないかと考えてしまいます。

 

とは言え、現代を生きる私たちとしては後世のために、今回の学びをしっかりと生かし、発展につなげていきたいものですね。